2008年1月26日 (土)

相場は狂気を映す

有価証券報告書等に関する開示書類を公開しているEDINETで、大量保有報告書が虚偽報告された疑いが濃厚との報を知った。2008年1月25日金曜深夜頃のことである。EDINETといえば個別株の由緒正しい情報源であり、業績や需給の行方を知るためには、押さえておくべき場所である。

そのEDINETは個別株の情報開示制度の根幹を支える存在だけに虚偽報告となると影響や懸念は大きい。テラメントなる会社が当事者ということだが、合理的に考えて株式の大量保有をでっち上げたところで何か益が得られるとは思えない。

巷で訳の分からない事件の報はそれなりに目にするが、その場合での常套句である『むしゃくしゃしてやった』というこれまた不可解な理由になるのだろうか。それとも単なる報告ミスということで方が付くのだろうか。続報が待たれる。

ただ今回の一報を見て連想したのが、相場が人の狂気を炙り出すということである。相場においては如何なる事態となっても常に自分への痛手となって返ってくる。自分に責があろうが無かろうが、実態が正しかろうが誤りだろうが全くの問答無用という世界である。

道理の通らない値動きに晒されていると、そのうち精神的に揺さぶられてくる。というより自身で勝手に揺れだしてくる。疑心暗鬼を生ずとなり自覚もないうちに狂気に傾いていくのである。熱狂と狼狽は典型的な例であるが、金銭上の破綻は多かれ少なかれ精神的な損害を残すことになる。

そこで現実を直視できなければ、退場するか継続するかに関係なく、狂気は修正されないまま拡大し、自暴自棄になって重大な事態を招くことになる。未来を捨てるか、過去から学ぶかで明暗が決まる。各人各様の没落と栄華は、ひどい荒れ相場が続く中、より一層はっきりするということだと思う。脈絡無く平家物語が脳裏にちらついてしまう。

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2007年12月31日 (月)

終わる2007年

残り数時間で2007年も暮れる。今年は三つほど暴落があり厳しい年だったかもしれない。それでも相場は動き続けていて、一所に留まらせてくれない。

そんな問答無用で進んでいくところに、妙に安心感を覚えたりする。悪い状態のまま停滞することは思いのほか辛いものだ。また来年ももがき続けることになるのだろうが、気力は萎えていない。

年を越せば程なく、ブログ開始二年を数える。長いような短いような。2008年は個人的に、波が来るのか来ないのか。

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2007年9月12日 (水)

先物・オプション収支 [070912]

2007年9月6日~12日決済分。

日経225先物取引は、日中に一息で200円という動きも多くあったが、日経平均株価では、集計週内の一週で200円あまりの下落となり、通してみると思うほど値は動いていない。

12日水曜は、臨時国会開会3日目ではあるが、13時前後に安倍首相辞任表明の報があり、日経平均株価は瞬間的に急騰した。これは為替が円安に振れたことに対応した動きという見方もある。どうであれ、その直後から引けにかけては、日経平均株価は大きく下落していった。

改革路線が後退すれば、本質的に得をする株式関係者はいないと思われる。先行きは不透明だが、利権体質、官僚主導の旧体制に逆戻りすれば、自由主義経済の視点からは、中長期的に大きな悪材料になってくる。

具体的に多くを語らずとも、旧体制のつけである国の財政赤字を見れば、理解可能であろう。いずれ、高い税負担となって経済活動全体に圧し掛かるのである。本質的な話は、財政赤字の真実財政悪化、なぜ問題かを読むことを薦める。

ちなみに、今のところ、国民一人当たりで850万円の借金に相当する。生産年齢人口で考えれば、1300万円前後となる。

日々の取引だが、どうにも板が薄く、SQが間近に迫っていることもあり、不自然に思える値動きに対応できない。やや損失方向に傾いており、先物取引は冴えない状態から抜け出せていない。

オプション取引は、一部を先行して処分した。売り建て分は、先月からの暴落でかなり大変な事になったが、辛うじて凌いだということで良いだろう。途中証拠金を引き上げられており、急変があると厳しいため、SQまで全ては持ちきれなかった。

週内決済分平均収支
銘柄 建て
種別
平均
損益
(円/枚)
損切り
指標値
最長
持越
先物・オプション合算 -5.9 -0.568
日経225mini
9月限
買建 -62.5 -0.963 0日
日経225mini
9月限
売建 +7.2 -0.411 0日
日経225オプション取引
コール9月限
買建 -34.0 -1.000 35日
日経225オプション取引
プット9月限
売建 +15.0 -0.000 27日

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2007年9月 5日 (水)

先物・オプション収支 [070905]

2007年8月30日~9月5日決済分。

相場は消化試合のような情勢で、上にも下にも本流になるような動きはない。日経平均株価は、集計週内で30円足らずの下落となり、横這いとなった。それでも値動きはあり、31日金曜に始値比でほぼ300円上昇し終値16569円、5日水曜に始値比でほぼ350円下落し終値16158円という大きな値幅をつけた。

売り買いとも勢いは乏しく、緩慢で途切れも曖昧な値動きは、相場を仮死状態に思わせ、見立てがつかぬまま、収支は損失を上乗せする結果となった。難局続きである。来週か再来週には、抱え込んでいる当面の数字が確定するだろう。

週内決済分平均収支
銘柄 建て
種別
平均
損益
(円/枚)
損切り
指標値
最長
持越
先物・オプション合算 +8.6 -0.388
日経225mini
9月限
買建 +15.5 -0.406 13日
日経225mini
9月限
売建 +5.6 -0.355 4日

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2007年8月29日 (水)

先物・オプション収支 [070829]

2007年8月23日~29日決済分。

相場動向は、東証一部の売買代金が2兆円を下回る日もあり、薄商いが目立つ。一先ず落ち着いたとも見えるが、どうにも焼け野原に見えて仕方がない。

日経平均株価では、23日木曜に、200円弱上放れて寄り、終値16316円で前日比400円強の上昇となった。集計週内での高値は、週央に16504円を付けて折り返した。29日水曜は、200円余り下放れて寄り、一時、前日比450円ほど下落して安値15830円を付けたが、終値は、16012円となった。

目立った材料はなく、目先の発表指標に合わせた米国株価指数の上げ下げに、寄り値が翻弄された様な格好である。

とにかく、今集計週内は、悲愴であった。暴落後の戻りに視点を置いていたが、迷いが生じたのか、場違いに浮き足だったのか、考えられないような酷い取り回しを積み重ねた結果、収支は大きく崩れた。

さらに、28日火曜からは、SPANパラメーターが更新され、プライススキャンレンジが54万円から90万円へと大幅に引き上げられた。事前に既知であったが成すすべ無く、当方でも証拠金必要額が跳ね上がり、資金切迫の追い討ちとなった。

集計では、今回の件は充分に反映されていないが、否応無く9月のSQまでには明らかになる。身動きが取り難く、意気消沈ではあるが、地道に取り組むしか選択肢は無いようだ。

週内決済分平均収支
銘柄 建て
種別
平均
損益
(円/枚)
損切り
指標値
最長
持越
先物・オプション合算 +19.5 -0.442
日経225mini
9月限
買建 -140.7 -0.870 4日
日経225mini
9月限
売建 +150.0 -0.000 1日

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2007年8月22日 (水)

先物・オプション収支 [070822]

2007年8月16日~22日決済分。

狂気ここに極まれり、という一週となった。

16日木曜は、日経平均株価は約180円程、下放れて寄り、一時600円強下落し15859円を付けた。終値は大きく戻して16148円となった。後、欧州が大幅下落のまま引けたものの、米国は大幅下落を切り返し、ほぼ変わらずの位置で引けた。

翌17日金曜は、日本株においても、下げ止まりへの期待を充分に持てる状況だったが、16日夕には、116円前後であった為替円相場が、17日未明には112円強を付け、4円程の円高ドル安となった。以降、朝方にかけて114円半ばまで戻したが、日中は再び円高ドル安方向へ値が向かい、夕方に112円を割り込んだ。

国際優良株の好調な企業業績を理由にした、株価上昇期待は、急激な円高によって突き崩された格好になった。場中にひたひたと進む円高を眼前にし、後ろ盾を失った相場は阿鼻叫喚の様相に支配され、日本株全般が沈下していった。

夜に入り、米株取引開始前に、米連邦準備制度理事会(FRB)が公定歩合を緊急利下げするとの報が入り、欧州は場中に急騰、米株も寄り付きから高く、週末の崩れもなく引けた。

週明け20日月曜となり、米国公定歩合引き下げを受けて、日経平均株価は、17日金曜874円安の15273円から反騰し、458円高の15732円となった。誰しも長い週末であっただろう。以降は、日経平均株価は15800円付近、為替は114円台で様子見となっている。

さて、収支であるが、先集計週内の終わりで出来た含み損は、速やかに補填でき、無難に処理できた。今集計週内は、基本的に買い建て主体で取り組んだため、損失方向で捕まることが幾度かあったが、荒れ相場を盾に取り、難を逃れることができた。

日計り主体だったが、平均にも関わらず損益の値幅が大きくなっており、相場の荒れ様が反映されている。スタイルの考え方といった観点から、暴落部分には加担していないが、今後にとって良かったのか悪かったのか、思いは巡る。

週内決済分平均収支
銘柄 建て
種別
平均
損益
(円/枚)
損切り
指標値
最長
持越
先物・オプション合算 +11.9 -0.466
日経225mini
9月限
買建 -168.3 -0.896 1日
日経225mini
9月限
売建 +147.0 -0.000 1日

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2007年8月15日 (水)

先物・オプション収支 [070815]

2007年8月9日~15日決済分。

懸案であった米国のサブプライムローン問題は、信用不安という問題に形を変え、欧州発で再燃した。

ヘッジファンドの破綻や頓挫を受け、関連する融資の滞りなどを懸念して、9日夜から翌10日へと欧米日を一巡する形で、欧州中央銀行(ECB)、米連邦準備制度理事会(FRB)、日本銀行による金融市場への大規模な緊急資金供給が早々に行われた。

このやや大仰にも思える対応が、当事者に事態の深刻化を空想させ、返って不安心理を増大させたという。一頃の異様な買い上がりを併せて考えれば、今更ながら、当事者とやらの金に憑かれた病的な精神構造しか見えてこない。

集計週内において、国内では、9日に東証1部売買代金が過去最高となり、10日、13日と週を跨ぎ、連日でTOPIXが年初来安値を更新したことからも、特定の資金が市場から逃避したことが窺われる。

10日金曜は、オプションSQ値算出日であったが、前日の欧州米国と株価指数が暴落したため、SQ値は大きな影響を受け、前日終値比で501.33円安の16669.27円となった。

さらに14日の米国株安を受けて、15日にTOPIXは年初来安値を再更新し、日経平均株価も年初来安値を16475円へと更新した。執拗な米国株価指数の暴落で、日経平均株価は何度か訪れた反騰の気配を掻き消され、当面の大勢は決定的となった。

そのような困難の続く情勢の中、結果的には荒れ相場をうまく掻い潜っていたが、集計週内最終日に捕まってしまった。今回の集計には表れていないが、追々決済することになるだろう。

週内決済分平均収支
銘柄 建て
種別
平均
損益
(円/枚)
損切り
指標値
最長
持越
先物・オプション合算 +20.4 -0.028
日経225mini
9月限
買建 +21.8 -0.000 1日
日経225mini
9月限
売建 +20.0 -0.000 1日
日経225オプション取引
コール8月限
買建 -4.0 -1.000 22日
日経225オプション取引
プット8月限
売建 +31.5 -0.000 16日

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2007年8月12日 (日)

結果が灯す方針

物事の実態を把握する事は、成果を導く前提である。2007年6、7月頃は、当方にとって、株関連取引2周年という節目であった事と、売買記録の整理に迫られていたことから、2007年2月から始めた日経225先物取引の売買記録を辿ってみるには好機だったかもしれない。

当時の日経225先物取引の売買総括では、拙速な日計りと売建の収支が非常に悪く、時折行う大幅な損切りが収支悪化の主因であるという結論に至った。2007年3月頃から日経平均株価が上昇基調で推移していたことから、結論は妥当だろう。

仮に、一定額で機械的に損切っていたとすると、収支は均衡に近い状態に収まっていた。決済を引き伸ばして損失回復を図った場合は、売買記録から追跡不能だが、主観で言えば、日中で好転したという印象は乏しい。

総括後に行なった売買の見直しは、結果が明らかにした失策を避けるという単純なものであった。特に、損失リスクの低減を下地に据えることで、取り組みを絞る構えを取っている。ただし、必ずしも一方的な消極策ということではない。

2007年7月末頃からは、日経平均株価は下落傾向で、荒れ相場が続く悪条件となり、見直しが逆行するとも思えたが、以前に比べれば収支は堅調になっている。

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2007年8月 8日 (水)

先物・オプション収支 [070808]

2007年8月2日~8日決済分。

先週からの流れを引き継ぎ、日経平均株価は場中で一時、終値での年初来安値16532円に約10円というところまで下落した。週末には、再び下げ止まる様相を呈したが、後の時間帯で、米国株価指数がまたも暴落した。ダウは、3日金曜に300ドル弱下落したが、週明け月曜には、終値13468ドルで全戻しとなった。

日経平均株価の動向については、米国相場の影響は避けられず、先週安値を幾分下回ったが、同水準で揉み合いの様相となっている。日中で200~300円の値幅となり、一方的な動きが大きく、注意が必要である。

取引は、最近の小幅な盛り返しの積み上げで、ようやく、長らくの含み損に目処が付きつつあったため、損出しを先行させた。ところが、週末の米国相場に合わせた、週初の日経平均株価暴落で足を引っ張られ、損失回復に追われたが、荒い値動きが幸いし、値幅を確保できた。

収支では損失計上となっているが、利益は暴落損失分を上回り、損出し分も通算で、ほぼ解消できた。先の6月SQ後に両建て、持ち越しを行うようになったため、名目上の含み損益が発生するようになったが、それ以降の収支に限っては、黒字化へと歩を進めることになった。

週内決済分平均収支
銘柄 建て
種別
平均
損益
(円/枚)
損切り
指標値
最長
持越
先物・オプション合算 -8.6 -0.544
日経225mini
9月限
買建 +15.0 -0.444 8日
日経225mini
9月限
売建 -25.3 -0.678 3日

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2007年8月 2日 (木)

先物・オプション収支 [070801]

2007年7月26日~8月1日決済分。

日曜に参議院選挙が行われ、与党が惨敗したものの、今週は何と言っても、米国株価指数暴落の影響が甚大であった。本集計週内で見ると、ダウは終値で600ドル弱下落した。日本時間の2日未明現在で、先日のダウ終値14000ドル台からは800ドル程度の下落となっている。

日経平均株価では、週明けに下げ止まるような値動きを見せたが、続く米国株価指数の下落に引き摺られた。本集計週内では、終値で1000円程度下落し、8月1日の引けで16870円というところである。

その他、各国で株価指数が暴落、為替が一時117円半ばまで円高ドル安となり、原油が最高値更新と各所で荒れ模様となっている。

さて、日経225先物取引の相場所感は、あまり気持ちの良いものではないが、敢えて述べるなら、愚かの一言である。ここ最近の指数上昇時の様子も併せて、米国相場に対しては、更に蔑みを付加しても過分とは言えまい。

取引内容に大きく変わった面は無いが、値動きが速く、何度か損失方向に持っていかれ、不満は残る。名目上は増収だが、含み損が一進一退のため、実質の収支では、変わらずとなっている。まだスタイル上の取り回しが、充分に固まっていないため、首尾良く進まないのが現在の実態となっている。

週内決済分平均収支
銘柄 建て
種別
平均
損益
(円/枚)
損切り
指標値
最長
持越
先物・オプション合算 +8.9 -0.475
日経225mini
9月限
買建 -172.9 -0.873 3日
日経225mini
9月限
売建 +124.5 -0.076 4日

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